かにのいろは
かにの豆知識
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■かにの豆知識
●雄と雌の見分け方
いわゆる「ふんどし」「まえかけ」などと呼ばれている腹部が、鋭角で幅の狭いのか雄、反対に丸みを帯びて、幅のひろいのが雌です。
●「かにみそ」って、かにの脳みそのこと?
違います(笑)。かにみそとは、動物学的には中腸腺といい、人間でいうと肝臓とすい臓の機能を合わせもった器官のことです。見た目が味噌にそっくりなのでこの名が付きました。
●かには食ってもガニ食うな
甲らをとると、両側に、ねずみ色のびらびらしたスポンジ状のものがひっついていますよね。これを「ガニ」と言います。これはかにの「えら」で、毒性はありませんが、まずくて消化も悪いので、普通は食べません。すぐに捨ててください。
●かに缶の紙
かにの缶詰は、身が白くて薄い硫酸紙で包まれています。硫酸紙は、耐水性・耐油性をもっていて、かにの成分が、缶の鉄や錫と化学変化を起こして、身が黒くなったりガラス状になったりするのを防ぐ役割を果たしています。
●かにの殻の利用法
かにの殻から抽出できるキチン質には、腐敗を防いだり、着色をよくするなどの特質があり、食物の添加物や、化粧品やシャンプーなどの保湿剤として利用されています。また、人間の肌などに馴染みやすく、副作用も無いことから、手術用の糸、人工皮膚、人工腱、人工靱帯、人口血管、コンタクトレンズなど、医療分野でも幅広く利用されています。現在、世界中で推定年間1000トンものかにの殻が、やっかいな生ごみとして廃棄されているそうです。これらが有効利用されることは、環境保護の面からも見逃せません。「地球上で大量に利用できる最後のバイオマス(生物資源)」と言われています。
●毛がにのメジャーデビューは?
北海道の毛がにが特産品として有名になったのは、戦後のこと。戦争の影響で扱う商品がなくなってしまった長万部駅の立ち売り業者が、それまで顧みられることのなかった毛がにを茹でて売るようになったのがきっかけとなったそうです。それまでは、鰈(かれい)の漁に使う網をいためるじゃま者として扱われていました。
●月夜のかには身入りが少ない
ということばがありますが、本当でしょうか?実はこれ、月夜、つまり満月の日は大潮になり、海が荒れるので、「満月の日に獲れたかには身が少ないということにして、危ない漁に出なくてもいいようにしよう」と、漁師のあいだで言われはじめたことに端を発するそうです。
●かにに関することわざ(広辞苑より)
「かにの穴入り」あわてふためくさまのたとえ。
「かにの念仏」口の中でぶつぶつつぶやくこと。
「かには甲らに似せて穴を掘る」人は自分の分相応の考えや行いをするものだ、というたとえ。
■その他
┗かにの歴史・由来
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